女性と男性は薄毛になる原因異なるだけでなく、その症状も異なります。
女性の薄毛は男性のように顕著な脱毛は起こりにくく、境界線がわかりにくいのが特徴です。
さらに、女性の薄毛は大きく3つのタイプに分けることが出来ます。
これら3つの症状は、複合的に組み合わさっている場合も多いのですが、正しい頭皮ケアで対処することで、年齢に関係なく改善が可能となっています。
タイプ1:女性型脱毛
一部の毛が軟毛化する
主な原因【遺伝】
日本人女性で一番多いのが、女性型脱毛症タイプです。
原因としては遺伝的要素が強く、頭頂部を中心として一部の毛が軟毛化(細く短くなる)するのが特徴です。
男性とは異なり、全ての毛が軟毛にはなりませんが、太く長く育ちにくい毛が増えることで、薄毛に見える場合があります。
年齢に関わらず発症する可能性があるため、早めのケアが大切です。
タイプ2:慢性休止期脱毛
毛の密度が低下する
主な原因【内科的疾患】【薬剤】
過度のダイエット、薬剤の服用に伴う副作用などが主な原因となるのが、慢性休止期脱毛症です。
体の栄養が奪われたりバランスが崩れることで、ヘアサイクルが乱れ、毛が休止期化することで抜け毛が増えます。
毛の密度が低下するため、全体的に薄毛に見えるのが特徴です。
タイプ3:加齢性脱毛
毛が細くなる
主な原因【老化】
65歳以上の女性に多く見られるのが加齢性脱毛症です。
加齢に伴い、髪の毛が細くなることで薄く見えます。
ただし、女性の場合は年齢に関係なく、正しい頭皮ケアによって豊かな髪を取り戻すことが可能です。